アフターケア
刺青、TATTOOはその後の手入れが非常に重要になります。
繊細な気遣いをして頂いて初めて綺麗に作品として仕上がります。
初日から手入れを怠ってしまうと後々手遅れになってしまいます。
良い作品にする為にも、きちんとした手入れをお願い致します。
手入れ方法
ご用意頂く物・・・ワセリン・オロナインで構いません。
保湿して完治していく意味合いがある為、必ずしも化膿止め、
抗生物質入りの必要はありません。
その後の経過によっては別に必要になる場合があります。(下記参照)
施術後に保護フィルムを貼ります。
概ね3日から5日間はそのままで構いません。
※ケアについては施術内容によりこちらからご案内致します。
施術直後は皮膚にピッタリと張り付いていますが、
段々と体液で緩んで剥がれやすくなります。
あまり触らないようにして下さい。
当日からシャワーを浴びても構いませんが、
剥がれやすくなるのであまり保護フィルムにかからないように
ご注意下さい。
保護フィルムが張り付いて剥がれない時は、ぬるま湯をかけて
ゆっくり剥がして下さい。
体液が漏れてくる場合もありますので、
保護フィルムを貼っている間は汚れてもいい服を着用下さい。
服などで擦れて保護テープが剥がれかかってしまった場合は、
完全に剥がしきって頂き、あとは薄っすらとワセリンなどで
保湿して傷口が塞がるまで清潔な状態を保てるように
心がけて下さい。
傷口が塞がっていてもまだ薄皮ですので破れやすいです。
しばらくは擦れる、引っ掻く、ぶつけるなどには
細心の注意をお願い致します。
注意事項
◆施術後の飲酒や激しい運動は控えて下さい。
血が出たり、インクが染み出す可能性があります。
◆患部は清潔に保って下さい。
不衛生にすると、その後の仕上がりに間違いなく影響します。
◆薬は薄く塗って下さい。
薬の塗り過ぎは吹出物等の原因になります。
塗り過ぎた時はティッシュ等で軽く押し取って下さい。
◆痒みが出てきますが絶対に掻かず、叩くようにして下さい。
どうしても我慢できない時は、痒み止めを使用して下さい。
◆皮膚は伸縮しますが、瘡蓋は伸縮しませんので動かす時は注意。
入浴時などタオルを強く当てると瘡蓋が取れてしまいます。
洋服の脱着も慎重に行って下さい。
◆ぼかしの場合、淡い部分は早く、濃い部分はゆっくり治ります。
つぶしの場合、瘡蓋が厚くなる場合がほとんどです。
関節部分に施術した患部は特に注意。
関節付近は瘡蓋が最後まで残りやすい場所です。
強く皮膚を引張ったり、ぶつけると簡単に割れてしまいます。
瘡蓋を割ってしまうと、血が出て色抜けします。
少しだけ保湿すると突っ張りません。
◆施術後、最低3週間は海、日焼け、温泉は控えて下さい。
レジャーの予定がある場合は余裕を持って施術に臨んで下さい。
対処法
▼血やインクの染み出しが止まらない時
▲体質や部位によってはこのような場合があります。
よく乾燥させて蒸れないようにして下さい。
徐々に治まっていきます。
▼患部が服などに張り付いた時
▲濡らしてから自然に剥がして下さい。
無理に剥がすと皮膚ごと剥がれてしまう事があります。
▼衣服に触れて痛い時
▲ラップで保護して下さい。
外出時のみにして頂き、帰宅後すぐに剥がして下さい。
その後、必ずぬるま湯で洗い流し清潔に保って下さい。
▼痒い時
▲絶対に掻かないで下さい。
皮膚や瘡蓋が剥がれて、出血、色抜けの原因になります。
掻かずに叩くか、痒み止めを使用して下さい。
▼瘡蓋が割れてしまった時
▲殺菌作用のある抗生物質入り軟膏を使用して下さい。
(ドルマイシン・テラマイシン・フルコートなど)
無理に剥がすと完治までに余分な日数がかかる事になるので
そのままにして下さい。
▼治りの悪い部分がある時
▲瘡蓋が割れて雑菌が入り炎症を起こしたか、軽く押してそこだけ痛い時は、
化膿している可能性があります。
殺菌作用のある抗生物質入り軟膏を使用して下さい。
(ドルマイシン・テラマイシン・フルコートなど)
徐々に治っていきます。
▼瘡蓋が取れた後、皮膚が荒く白くなっている時
▲傷として完治していても、皮膚が完全に再生するまでは
大体2〜3週間かかります。
そのままでも心配いりませんが、気になるようでしたら
保湿して頂ければと思います。
★上記は個人差、部位、彫り方、デザインによって異なります。
参考程度にご覧下さい。
★完成後のタッチアップ(突き直し)は無料です。
気になる点がありましたら、遠慮なくお申し付け下さい。